うつ本うつ子の闘病記

突然うつになった私のうつ病闘病記。

復職しました、だけど、、、

今週始め、復帰しました。

だがしかし体調があまり良くない。

 

謎のソワソワ感、イライラ感に突然襲われて、全く集中ができなくなる。

 

突然立ち上がってみたり、ジャンプしてみたり、座っての仕事に支障が出ている。

 

周りに人がいるような職場じゃなくてよかった。突然ジャンプし始めるなんて、意味がわからないし怖くなる。

 

私自身、家に帰ってもその有様だから怖いのだ。とにかく自分がどうなっていくのか不安で仕方がない。

 

収まるかなぁ、この症状。

原因不明。

 

今日は早く寝るとしよう、、、

 

心頭滅却?そんなの難しいです。

来たる11月、私にとっては大きなイベントが迫っている。

 

 

 

復職だ。

 

 

 

6ヶ月にわたる長期病気休暇を経て、いよいよ復帰をするというわけだ。

 

処方されている薬の量は、相変わらず、うつ病人生MAXの処方ではあるものの、うつの症状自体は落ち着いてきている。

 

が、しかし心の中の不安は取れない。

取れるどころか、復職の時期が近まってくるにつれて不安は大きくなるばかり。

何をするにしても、職場の人の顔が浮かんでくるわ、仕事がちゃんとできるのか不安になるわ、もう1つおまけに、どんな服を仕事できればいいのか、そんなことまで考える始末。

 

これがまた、苦しい。

頭の中が全てが不安、恐怖、焦燥感で支配されてしまうのだ。

自ずと、気持ちもせかせかして落ち着かない。どこかフワフワ、ソワソワしてしまう。

 

こんな風に、頭の中が不安に覆われ、コントロールできなくなってしまうことや、せかせか落ち着かないあたり。

私のうつには、まだまだ元気が残っているのかもしれない。

 

毎日寝るときには決まって明日が怖くなる。

また、明日もぼーっとして過ごすのかなぁ。

また、明日も焦りや不安が出てくるのかなぁ。

また、明日も1日生きていくのか…。

 

日々を生きていくのがこんなに辛いと感じる日が来るとは思っていなかった。

生きるのはこんなにも大変なのかと。

生きようと思うことはこんなにも体力がいるのかと。

 

正直今でも、私の心の中には、明日が来なければいいのに。消えて無くなりたい。全部消えてしまえばいいのに。という思いがある。

 

復職すればこの気持ちが消えていくのか、それとも一生無くならないのか、分からない。

 

とにかく今私にできることは、今生きているこの時間と向き合うことだけ。

この今の時間だけを考えていくようにしていかなければいけない。

 

 

 

たった一本の電話をかけるだけ。それだけ。

朝、気が重かった。

理由は明白。職場に電話をかけなければならなかったからだ。

 

ただそれだけなのだが、私にとっては重大なイベント。

 

何日も前から、電話をかけると思うと、不安になり、怖くなり、頭の思考全てが支配されていた。

 

たった一本の電話、されど一本の電話。

 

朝起きて、気を紛らわせようと普段通りにしてみようとする。朝ごはんも喉を通らなかった。

 

9時。電話をかける時間が来た。

練習は何回もした。きっと大丈夫。

自分に言い聞かせる。

 

職場の番号を探す視界がボヤける。涙が出てきていた。怖い、怖すぎる。何故こんなに怖いのか。

 

勇気を出す。

 

「お疲れ様です、うつ本です。

この前の書類の件で、、、あの、、、」

 

噛むし、どもった。あれほど練習をしたのに。

 

「え?なんて?」

聞き返される始末。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

どうにか電話を終えることができた。噛むし、どもるし、聞き返されるしで、正直、最悪だった。

でも、心の不安はスッと何処かに消えてきた。

 

自分が思っていたよりも、ずっと、電話をかけることは、怖いことではなかったのかもしれない。

 

自分の中で物事を大きくしてしまって、勝手に不安になって、勝手に落ち込んで、勝手に苦しんでいただけなのかもしれない。

 

 

だが、、、それにしても疲れた。体力を持っていかれた。

 

たった一本の電話くらいで。

 

悔しいなぁ。このくらいで。

きついなぁ。苦しい。

 

もっと強くならなきゃなぁ。

 

 

私の鬱の原因を語ろうではないか。

私は鬱になって、1年と2ヶ月目だ。

今は仕事を休職させてもらっている。

 

初めての鬱は社会人3年目。復職して2回目の鬱は社会人4年目だ。

 

 

この通りブログを開設できるほどには鬱は改善してきている。だが、寄せては返す波のように鬱の症状には、今もなお、苦しむことが多い。

 

私の人生を狂わせたと言っても過言ではない、この忌々しい鬱なわけだが、私自身、明確な原因はわかっていない。

もしかしたらこれが原因だったんじゃないかなぁ〜?と思いつく事が4つあるので、それを少し自己紹介も兼ね紹介したいと思う。

 

 

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1.愛するペットの死

新社会人になるにあたり、一人暮らしを始めることになった私。私が実家を出ていくと、実家では飼っている犬の面倒を見る事ができないということで、お供として連れていくことになった。

世間知らずの娘と老犬の1人と1匹暮らしの生活が始まった。

気ままに暮らしていたわけだが、その年の冬に突然犬が倒れてしまう。

手術など手を尽くしたが、それも虚しく、天国へと旅立ってしまった。

今となっては、涙も枯れ果て、ああ一緒にいれた時間は幸せだったなぁと思う事ができているが、当時は、自分への失望感、寂しさ、悲しさばかりが募っていた。

これが社会人1年目のエピソードだ。

 

 

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2.仕事の重圧

社会人2年目になり、通年行われる会議の部長に任命された。イヤイヤだった。それはもうなりたくなかった。

会議には自分よりもずっとベテランの40代50代の人ばかり。知識も経験もないペーペーの私が何故。かけられる言葉は

「若者には経験を」

 

これだ。

決め台詞かのように言ってくる。

 

慣れないながらも1年間どうにか全うする事ができたが、その時のプレッシャーは私の身体にも影響を出した。

白髪だ。今まで生えてなかった白髪がいきなり生えてきたのだ。1本や2本どころではない。

 

そして不幸は続くのである。

 

お役御免かと思われたその会議の部長。社会人3年目、さらに続投を命じられる。今思えばこのプレッシャーも、私が鬱になった原因の1つなのかもしれない。

 

 

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3.常識のない上司

働いていく中で日常的なストレスとなっていたのがこれだ。私の上司はとにかく、常識がなかった。

職員全員の触れて欲しくない所をいじった余興を披露しようとする、スーパーワンマンプレー、私へのセクハラ、職場内に飛び交う蝿をビニールで捕まえて見せびらかす(今思えば蝿が飛び交う職場もどうかと思う)などなど…。

 

これだけでは書ききれないほどに、この上司はは、"すごかった"。

 

 

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4.治りきってない中での異動

1回目の鬱は3ヶ月休職させてもらい、復職して、ぼちぼちと働いていた。

社会人4年目。その中での異動である。

引っ越し、そして、仕事内容の変化、人間関係の変化に私は耐えられなかった。4月の慌しい時期は乗り越える事ができたが、5月。

 

鬱の野郎が突然やってきた。ベッドから起きられなくなってしまったのだ。その前から不眠や、焦りの症状が酷くなってきてはいたものの、まさか来るとは思っていなかった。

泣きながら上司に電話をし、お休みをもらい、そして、今に至るわけである。

 

 

 

私が鬱になったであろう原因を4つほど挙げさせてもらったが、前述したように、明確な原因はわかっていない。鬱になった今、思い返せば恐らくそうかもなぁ…くらいにしか分からない。

 

 

だが、ただ1つわかるのは、原因がなんであろうと、過去がどうであろうと、今、鬱になった事実は変わらないのだ。今をどう対処していくかを考えなからばならないのだ。

 

そんなことを自分に言い聞かせる昼下がり。

 

鬱の症状が少し改善された今だからこそ、こんな考え方ができているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

何を思ったか突然のブログ開設

はじめまして、うつ本うつ子と申します。

名前からもお分かり頂ける通り、私は鬱になりました。

それはもう突然に。

何が何やら解らないままに鬱になってから、何が何やら解らないままにもう一年が経ちます。

鬱歴、1年2ヶ月目というやつです。

何が何やら解らないまま日々を生きている訳ですが、タイトルにあるように、本当によくわからないことにブログ開設に至りました。

鬱病なりたてでも、鬱病寛解したわけでもない、とても中途半端な時期に始めました。

「思い立ったが吉日」という言葉を頼りにするしかありません。

ブログ開設に至った経緯ですが、本当に小さな気持ちで、

「誰も彼もが経験しない鬱になったのだから、何か形で残せればいいな」

という、まったく、我ながら鬱らしからぬポジティブな気持ちです。

これも夜中のテンションというやつでしょうか。

突然始めたブログに、何を書いていくべきなのか、そもそもブログとは何なのか、正直分かっておりません。

ただ、私の鬱病真っ只中の闘病の日々を、リアルに綴っていければなぁ…と思っております。

文才のない私ですが、温かい目で見ていただければと思います。

うつ子